IR情報

トップメッセージ

 当社は2011年12月に創立15周年という大きな節目を迎え、次のステップに向けて新たなスタートを切りました。市場において更なるプレゼンスアップを図るため、成長分野の取組み強化・新規分野への進出など、グループを通して様々な取り組みを行っております。

2011年度の市場環境

 2011年度の広告市場は、前年比97.7%の5兆7,096億円と4年連続で前年を下回りましたが、当社グループが事業を行っているインターネット広告市場においては、リッチコンテンツやソーシャルメディアの活用、スマートデバイスの本格普及もあり、前年比104.1%の8,062億円と堅調な伸びを達成しました。(電通『2011年(平成23年)日本の広告費』)

当社グループ事業活動について

 当社は、インターネット/モバイル広告におけるメディアレップ事業を主力事業としていますが、関連会社を含むDACグループとしての事業ドメインは、「エージェント領域」「DAS領域」「メディア領域」という3つの領域から構成されています。

 メディアレップ事業を含む「エージェント領域」では、旧来のディスプレイ広告に加え、サーチ、ソーシャルメディア、スマートデバイスという3つの分野に注力しています。
 サーチ分野は、SEM(検索エンジンマーケティング)領域のリーディング企業である(株)アイレップを中心に取組みを進めています。同社は2012年1月に、海外市場において効率的にSEM関連テクノロジーを展開するため、(株)フロンティアデジタルマーケティングを設立しました。世界インターネット人口の82%をカバーするトップ10言語に対応しているため、世界各国地域でデジタルマーケティングをフルに活用したキャンペーンの提案・運用が可能です。
 また、エージェント領域における新たな取組みとして、パフォーマンス型ディスプレイにも注力しています。この分野は、2011年に設立したオンライン広告自動取引プラットフォームの提供を行う子会社(株)プラットフォーム・ワンを中心に取組みを進めています。同社では、媒体(売り手)側のシステムが、広告の1表示毎に、広告の買い手である広告会社のシステムに対してリアルタイムにオークションを行うシステム、RTB(リアル・タイム・ビッデイング)を活用した広告取引を展開しています。

 広告関連サービスを提供する「DAS領域」では、2011年12月にソーシャルメディアを活用したマーケティングを行う(株)トーチライトを子会社化し、近年需要が急拡大している企業のオウンドメディアのソーシャル化・ソーシャルメディアの運用支援の対応強化を図りました。
 また、インターネット広告領域全般における制作業務・システム開発業務を行う(株)博報堂アイ・スタジオが2012年1月に中国現地法人を開設し、中国の日系企業向けにシステム開発から企画立案・Web/スマートフォンサイト制作・運用までをワンストップで提供する体制を整えました。2005年に中国で営業を開始している北京迪愛慈广告有限公司(北京DAC)と連携し、中国でのデジタルソリューション展開を推進いたします。

 メディアの開発・運営事業を行う「メディア領域」では、(株)スパイアを中心に、スマートデバイス向けの自社開発アプリの開発・提供を行いました。また、当社では、ユーザのネット行動履歴や嗜好に基づいて、バナー広告クリエイティブやキャンペーンページの自動生成・最適化配信を行う、広告主・広告会社向けの次世代型広告配信プラットフォーム「i-Effect」の提供を開始しました。広告主・広告会社は「i-Effect」を利用することで、自社が保有する各種データ(サイト閲覧履歴や購買履歴など)やクリエイティブ資産を最大限に活用することができます。

今後の取り組み

 当社グループは、今後も「エージェント領域」、「DAS領域」、「メディア領域」の3領域において、競争基盤の強化と持続的な成長を実現するべく様々な取り組みを行ってまいります。その中で、事業の選択と集中、成長分野への投資を積極的に行い、事業の拡大と収益の確保を通じて株主の皆様のご期待にお応えしていきたいと考えています。
 今後とも当社グループに対する、より一層のご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

代表取締役 矢嶋 弘毅

ページの先頭へ