ニュースリリース

2021年08月 23日
  • 提携・協業
DACと日本IBM、通信・メディア業界のDX推進で協業

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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社

DACと日本IBM、通信・メディア業界のDX推進で協業
~米国ワシントン・ポスト社が開発した「Arc XP」を業界向けに提供~


 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)と、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口 明夫、以下 日本IBM)は、通信・メディア業界のDXを推進するため、基幹業務管理向けソリューション「Arc XP」の国内展開において協業を開始することを本年8月12日に合意しました。「Arc XP」は企業のデジタル資産を一元管理することを目的に、米国ワシントン・ポスト社(以下WP社)が開発したDX推進のSaaS型プラットフォームです。DACは日本市場におけるWP社の独占パートナーとして導入を推進しており、今回の協業により、両社は、「Arc XP」を導入する主にメディア業界企業に対して、コンサルティングからシステム開発、既存システムとの連携や既存アセットの移行、ワークフローの整備、チェンジマネジメント、運用サポートまで、スムーズかつワンストップで提供してまいります。

■「Arc XP」導入のイメージ 


■背景

 少子高齢化や若者の既存メディア離れなど、激しい環境変化に晒されている日本の通信・メディア業界において、「デジタルシフト」は喫緊の課題です。また、ヒト・モノ・カネに次ぐ第4の経営資源とも言われる「情報」の発信、その流通基盤の確立は、どの企業においても、マルチチャンネルで顧客層を獲得していくための新たな収益機会の創出として重視されています。近年、企業のDXが急速に進む中で、特に日々多くの情報を扱う新聞・テレビ・出版などのメディア業界には、既存システムとの連携などを含め、最適かつ効率的に基盤を整備し、「インフラのデジタル化」および「働き方(ワークフロー)のデジタル化」の実現が求められています。

■「Arc XP」概要

 WP社が基幹業務管理向けソリューションとして開発したDX推進のSaaS型プラットフォームで、世界24カ国1,500サイト以上で導入されています。当初WP紙のために開発され、2013年アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏によるWP社の買収で開発は加速し、他社への提供も進められました。その結果、数々のメディアの購読者数拡大や動画等のデジタル広告を活用したマネタイズを実現し、デジタルファースト改革による収益改善に大きく貢献しました。その実績は既に世界中で認知され、現在は、米国のテレビ局、新聞社や雑誌出版社はもとより、欧州その他のWebサイトやアプリへの導入が進んでいます。

 「Arc XP」の特徴は、時間や場所を問わず、記事の作成から、写真や映像などのコンテンツ管理、校正や校閲を含む作業スケジュール管理まで、媒体社が必要とする業務の一括管理をクラウド上で行うことができる点です。媒体社は本ソリューションを導入することにより、紙面とデジタルの連携を高度化し、リアルタイムでのジャーナリズムを実現するとともに、広告やサブスクリプションなどユーザーに合わせたフレキシブルな収益モデルの構築が可能となります。さらに、記者や編集者などの作業効率の改善やタスク管理の迅速性・正確性の向上を促進し、新しい働き方を提供するなど、企業のDX化に向けた多彩な機能を搭載しています。近年、一般企業のDX推進ソリューションとしてのニーズも高まってきたため、業種や業態に関係なく、あらゆる企業のデジタル資産を一元管理するプラットフォームとしての活用も始まっています(※)。

■協業の価値

 「Arc XP」の導入に際して、日本IBMは、通信・メディア業界に多数の実績を持つコンサルタントの知見や、豊富なシステム構築のノウハウや技術力を活かした支援を行います。具体的には、特にメディア業界に対して、既存システムとの連携や既存アセットの移行、ワークフローの整備、チェンジマネジメント、運用サポートなどを行う予定です。

 DACと日本IBMは、今回の協業により、インテグレーションパートナーとして「Arc XP」が提供する価値を両社で共有し、デジタルコンテンツ作成・配信の高速化、および既存業務プロセスの改革により、通信・メディア業界の事業成長と業務改善をはじめとするデジタル変革をお客様とともに推進していきます。


(※)2019年2月13日リリース『DAC、米ワシントン・ポスト社の「Arc Publishing」独占パートナーとして 日本市場参入を支援』 https://www.dac.co.jp/press/2019/20190213_arcpublishing
2020年7月30日リリース『DAC、米ワシントン・ポスト社「Arc Publishing」のライブストリーミング機能の提供開始』 https://www.dac.co.jp/press/2020/20200730_arc_broadcast
2021年6月3日『DAC提供の米ワシントン・ポスト社「Arc Publishing」がリブランディング 「Arc XP」へと名称変更し、あらゆる企業のDX推進を支援』 https://www.dac.co.jp/press/2021/20210603_arcxp


以  上


<会社概要>
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社  https://www.dac.co.jp/
 DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。
 現在は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開しています。コンサルテーションからプランニング、広告枠の仕入れ・販売、運用、結果解析までのトータル支援、メディアの特性を活かしたクリエイティブ制作、豊富なデータと高度なテクノロジーを掛け合わせたソリューション開発・提供や、グローバルなプロモーション支援などを行っています。
 今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。

 代表者 :代表取締役社長CEO 島田 雅也
 本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
 設立 :1996年12月
 事業内容

:メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、
 オペレーションサービス事業


日本アイ・ビー・エム株式会社  https://www.ibm.com/jp-ja

 代表者 :代表取締役社長 山口 明夫
 本社所在地 :東京都中央区日本橋箱崎町19-21
 設立 :1937年6月
 事業内容

:情報システムに関わる製品、サービスの提供

IBM、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。



本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイング・コンソーシアム株式会社
戦略統括本部広報担当  E-mail: ir_inf@dac.co.jp

日本アイ・ビー・エム株式会社
広報 一ノ瀬  E-mail:PRESSREL@jp.ibm.com

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