ニュースリリース

2021年01月 29日
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DAC、スペシャリストによるFacebook「コンバージョンAPI」実装サービスを強化

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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

DAC、スペシャリストによるFacebook「コンバージョンAPI」実装サービスを強化
~ポストクッキー時代の新計測手法の導入をワンストップで支援~


 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)はこのたび、Facebook社が提供する「コンバージョンAPI」機能(※1)の導入支援体制を構築し、各領域のスペシャリストを配置することで実装サービスを強化しましたのでお知らせいたします。Facebook社認定の「Facebook Marketing Partner」(※2)でありかつ、個人認定資格「Facebook Blueprint」(※3)保有者が100名を超える規模で在籍している当社の強みを生かし、FacebookおよびInstagram広告において、3rdパーティクッキーに依存しない広告効果計測を実現する本機能導入の仕様設計から実装までをワンストップで広告主企業に提供します。



 近年、デジタル広告において3rdパーティクッキーの利用制限に向けた動きが急速に進んでおり、3rdパーティクッキーに依存しない広告効果計測手法の導入が広告主企業にとって急務となっています。また、広告配信に活用するユーザーデータの取り扱いに関しても、生活者のプライバシー保護の観点から、広告主企業側の十分な配慮がより一層求められています。

 そうした中、Facebook社はポストクッキー時代の到来に向け、FacebookおよびInstagram広告における広告効果の新しい計測手法として「コンバージョンAPI」機能の提供を開始しており、広告主企業からの導入ニーズが高まっています。この「コンバージョンAPI」機能を導入することで、3rdパーティクッキーベースの計測では欠損する恐れのあるデータを補完して広告成果を捕捉することが可能となり、3rdパーティクッキー規制がより強まった後においても、広告効果の維持・向上が可能になることが期待されています。

 DACでは、「コンバージョンAPI」機能の導入推進に当たり、「ソリューションコンサルタント」「メディアストラテジスト」「マーケティングテクノロジスト」「メディアトレーダー」といった社内の各領域のスペシャリストによる導入支援体制を構築しました。これまでも実装サービスを提供してきましたが、体制強化を通じて、よりスピーディかつ細やかなトータルサポートが可能になりました。具体的には、プライバシーへの懸念にも配慮した導入検討、導入前のコンサルテーションによる仕様設計、自社の開発リソースの確保が難しい場合でもサポート可能なマーケティングテクノロジストを含めた体制による実装および検証の支援、さらには実装後の最適な配信設計・レポーティングまで、ワンストップでサービスを提供します。また、これらのサービスは、国内外を問わずボーダーレスに対応します。あわせて、DACのDMP「AudienceOne®(※4)を活用した簡易的な実装を実現できるソリューションも提供することで、広告主企業各社の導入ニーズに柔軟に対応し、課題解決および広告効果の最大化を推進してまいります。

 これまでもDACは、生活者のプライバシー保護への対策(※5)や、ポストクッキー時代へ向けた取り組み(※6)などを行ってきましたが、今回の体制構築もその一環です。Facebook/Instagram広告における多数の実績を有するDACならではの価値を提供するとともに、「コンバージョンAPI」機能の導入支援に当たっては、プライバシー保護に対する配慮および法的な懸念に関するコンサルティングを行い、安心安全なサービス提供を目指します。

 今後もDACは、生活者へのプライバシー保護に対する配慮を念頭に置きつつ、企業の効果的なデジタルマーケティング活動に貢献してまいります。


(※1) Facebook/Instagram広告キャンペーンの効果測定の改善に活用可能なFacebookビジネスツールの一つ。広告主企業のサーバーとFacebook社サーバーを直接連携し、取得したユーザーデータを広告効果の測定に活用することが可能となる機能です。
(※2)「Facebook Marketing Partner」とは、Facebook社がFacebook/Instagramを活用したマーケティング支援の確かな実績に基づいて認定するパートナー制度です。
(※3)「Facebook Blueprint」とは、Facebook社がFacebook製品を使用したデジタルマーケティングの様々な分野について高度な専門知識を持つ個人に対し認定する認定資格です。
(※4) 「AudienceOne®」は、1億を超えるデバイスのIDなど膨大なデータを保有し、そのデータを解析して高精度な3rdパーティデータを生成/提供する国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)です。オンラインデータに限らず、購買履歴や位置情報などのオフラインデータとも連携し、CRM、広告配信結果、パネルリサーチ結果など、さまざまなデータの統合や分析、可視化が可能です。また特許技術による、デバイスやチャネル間のクロスデバイス推定機能も特長です。これにより、豊富な連携チャネルを活用し、「新規顧客の獲得」から「既存顧客のLTV向上」までフルファネルで、高度なマーケティング環境を実現します。https://solutions.dac.co.jp/audienceone
(※5) 2019年4月19日リリース:DAC、SourcePoint社と提携し 広告主および媒体社が扱う生活者データの透明性向上を支援 https://www.dac.co.jp/press/2019/20190419_1_sourcepoint
2019年4月19日リリース:DAC、「AudienceOne®」の生活者向け機能を拡充 https://www.dac.co.jp/press/2019/20190419_2_aone_privacy
(※6) 2020年6月24日リリース:DACの「AudienceOne®」、ポストクッキー時代に対応するデータ活用機能を強化https://www.dac.co.jp/press/2020/20200624_aone_postcookie
2020年9月7日リリース:DACとグリッドデータバンク・ラボ、電力使用量データを元にした実証実験を実施https://www.dac.co.jp/press/2020/20200907_gdbl
2021年1月14日リリース:DACの「AudienceOne®」、3rdパーティクッキーに依存しない技術を確立https://www.dac.co.jp/index.php/press/2021/20210114_aone_id

以  上


<会社概要>
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社  https://www.dac.co.jp/
 DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。
 現在は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開しています。コンサルテーションからプランニング、広告枠の仕入れ・販売、運用、結果解析までのトータル支援、メディアの特性を活かしたクリエイティブ制作、豊富なデータと高度なテクノロジーを掛け合わせたソリューション開発・提供や、グローバルなプロモーション支援などを行っています。
 今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。

 代表者 :代表取締役社長CEO 島田 雅也
 本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
 設立 :1996年12月
 事業内容

:メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、
 オペレーションサービス事業


本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイング・コンソーシアム株式会社
戦略統括本部広報担当  E-mail: ir_inf@dac.co.jp

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