ニュースリリース
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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
DAC、Yahoo! JAPANとスマートフォン向けリッチ広告商品を共同開発
3月6日よりテスト販売開始
~スマートフォンプレミアム広告の強化~
このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下 DAC)は、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮坂学、以下Yahoo! JAPAN)と共同で、「Crisp Engage™」の第三者配信サーバーを用いたスマートデバイス向け動画対応リッチ広告商品「スマートフォン版Yahoo!ニュース スマートディスプレイ エキスパンドスクリーン(以下、本商品)」を開発致しました。本商品は、2014年3月6日よりテスト販売・掲載開始致します。
◆商品開発の背景
スマートフォンの普及によって、急成長を続けるスマートフォン広告市場は、2013年に1,166億円と初の1,000億円台を突破し、2017年には2,200億円規模まで拡大すると推測されています(※1)。
一方広告主からは、スマートフォンの持つ豊かな表現力、高い操作性といった特性に着目し、ブランディングを目的とした出稿ニーズが増えています。
DACとYahoo! JAPANは、こうした広告主のニーズに応えるべく、スマートフォン上で動画広告など訴求力のあるリッチなクリエイティブを表現できる本商品を開発し、販売を開始致しました。
◆「スマートフォン版Yahoo!ニュース スマートディスプレイ エキスパンドスクリーン」の特徴
本商品は、エキスパンド広告と呼ばれる広告手法の一つで、スマートフォン版Yahoo!ニュースの記事などのコンテンツの上に重ねて表示されます。
本商品は、DACが日本国内において独占提供するスマートデバイス向けリッチ広告配信プラットフォーム「Crisp Engage™」を使用しております。「スマートフォン版Yahoo!ニュース」の記事面で、リッチなクリエイティブ表現が可能な広告商品です。
今回のテスト販売にあたり、Lexus International、BOATRACE振興会、株式会社リクルート住まいカンパニーを含めた7社での実施が決定しており、本日より掲載開始致します。テスト販売終了後も、Yahoo! JAPANとともに広告商品の開発を推進していきます。
「Crisp Engage™」 概要
「Crisp Engage™」は、スマートデバイス向けリッチ広告の配信に特化したソリューションです。「Crisp Engage™」の広告フォーマットの1つである「Adhesion™」は、スタンダードなオーバーレイバナー(※2)でありながら、リッチ広告表現の起点となる標準フォーマットとして、2012年2月にIAB(※3)Mobile Rising Stars(※4)を獲得しています。
また、IABが推し進めるスマートデバイスリッチ広告の統一規格であるMRAIDに対応しております。
主な特徴は次の通りです。
① iPhone、iPad、Androidへのシームレスな配信対応
② エキスパンドやインタースティシャル、動画をはじめ、ソーシャル連携、カレンダー連携、ゲーム機能など多彩なリッチ広告フォーマットを用意
③ リッチ広告作成を支援する操作性に優れた管理画面
④ 様々なインタラクションに基づくエンゲージメント指標を詳細にレポーティング可能
◆今後の展開
DACは、2013年に「Empowering the Premium AD Format(以下、EPAF)」というプレミアム広告市場の更なる活性化を推進する社内プロジェクトを立ち上げ、「テクノロジー会社等との提携」、「国内・海外でのアドフォーマットの研究」、「新しいアドフォーマットの開発・商品化・販売」、「広告効果検証」等を行っております。今後も、「Crisp Engage™」を用いて、以下のような展開を予定しております。
・媒体社のスマートデバイス向けプレミアム広告リッチ化の支援
集客力、ブランド力のある媒体を中心にプレミアム広告メニューのリッチ化支援を行い、媒体社の収益力強化に貢献します。すでに、複数の大手媒体社にて導入の検討が進んでおります。
・スマートデバイス向けリッチ広告の新フォーマット開発
今回のエキスパンドフォーマットにとどまらず、より広告効果の高いリッチフォーマットの研究を行いながら、新フォーマットの商品開発・提供致します。
こうした活動を通じて、DACは、インターネット広告市場の発展に貢献するとともに、企業ビジョンである「Empowering the digital future /デジタルの未来に、もっと力を。」を推進することで、社会に貢献してまいります。
(※1)出典:株式会社CyberZと株式会社シード・プランニングの共同調査(2013年3月発表)
(※2) ウェブページのコンテンツの上に重ねて、覆いかぶさるように表示される広告のこと。
(※3) 「Interactive Advertising Bureau」の略で米国のインターネット広告標準策定団体。
(※4) スマートデバイスにおける新たな広告表現でのブランドマーケティングの推進を目的とし、IAB が参加企業の中から優れた広告フォーマットを評するコンテスト。
以 上
<会社概要>
■ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
代表者 | :代表取締役社長CEO 矢嶋 弘毅 |
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本社所在地 | :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGPタワー33F |
設立 | :1996年12月 |
事業内容 |
:インターネットメディアレップ事業 |
本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
担当: 戦略統括本部広報担当 TEL: 03-5449-6300 e-mail: ir_inf@dac.co.jp